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キセルの音楽はどうにもこうにも僕を感傷的にさせる。けれども、ふんわりと温かい気持ちにもさせる。ないと淋しいし、悲しい。あると優しいし、嬉しい。そんな音楽だと思う。前作「旅」より二年半。キセルのリリースペースの中でも一番時間がかかっている。その中でレーベル移籍やライブの増加など色々な状況の中を彼らは進んできた。一番音楽を意識し、向き合った時期だと思う。色々な人がキセルの音楽を体温で感じて、その反応がダイレクトに自分たちに帰ってきた時期だとも思う。そんな環境はバンドを、人を、タフにすると思う。成長したキセルが制作した「magic hour」には人の体温のようなぬくもりとタフになった二人の音楽への強靭な思いが詰められている。音楽は世の中に溢れているけどこんなに大切なアルバムはそうない!と思ってます。キセルがいてくれてよかった。多くの人に聞いて欲しいので、特設ページオープンです。不定期更新なので、逐一チェックお願いします。 KAKUBARHYTHM 角張 渉 - - - - - - - - - キセルニュース |