全身YOUR SONG IS GOOD状態野郎より
どうもオルガン/リーダー担当のサイトウジュンです。
皆様、12月になりました。
2010年もあとわずか。
そんな本日は
DVD『B.A.N.D.T.O.U.R. FINAL 日比谷野外大音楽堂』発売です。
今日のBLOGは死ぬほど長いです。
個人的な話になりますが、
なんというか、この日のライブは結果的に特別なものでした。
今だからわかるというか、今の気持ちで説明するならば、
自分の中で、
このバンドはこの日からもう一回最初からやり直しになりました。
個人的な話です。他のメンバーはわかりません。個人的な話なのです。
結成から、どうにかこのバンドをオモシロいものにしてやろう、
または自分がどこまでこのバンドに夢中になれるかっていうことを
ひたすらやってきたような気がします。
1999年~2001年まであたりは2~3バンドを
同時に楽しんだりしてましたが、
このバンドに集中するために辞めさせてもらって、
限られた時間のなかで、
このバンドをどうにかしたいぜ!そんなことを考える日々を
過ごしていました。
そして、偶然?神のいたずら?世界経済の影響?なのか、
自分の平日の仕事が突然なくなった2004年以降、
本当の意味で四六時中このバンドだけを考える日々がやってきました。
ヤバい!遂に!遂に!
全身YOUR SONG IS GOOD状態を目指す日々がやってきたのです。
興奮しました。
それから、この2010年6月5日まで、
世界で一番の全身YOUR SONG IS GOOD状態野郎目指して、
時に笑い、時に泣き、最高の気分になったり、
クソな出来事も少しはあったり、
が、しかし、とにかくやれることをやってきました。
それもひとえにバンドメンバー、スタッフのみんなと
いつもライブに来てWAH!WAH!WAH!WAH!してくれている
そこのアナタ!アナタ!アナタ!アナタ!のおかげなのです。
もちろん家族や友人たちも。
そして、DVD『PLAY ALL!!!!!!』を経て、
4枚目のアルバム『B.A.N.D.』まで辿り着きました。
ところが、
ここに来て、
ワタクシ、はじめてこのバンドに何ともいえない違和感を
憶えたのです。しかも勝手に。
アレ?
やりたいこと、セールス、動員、
現在の状態、生活、ムニャムニャムニャ、
これから我々はどうなっていくのだろうか?
こんなこと、いつまで続くんだろうか?
そのへんみんな、どう思ってる?
ん?もしかしてオレだけ見てるとこ違う?
アレ?アレ?アレ?アレ?アレ?アレ?アレ?
温度差?猜疑心?なんだこりゃ?
しかし良く考えたら、赤の他人が集まってる集団、
それがバンドです。
そのくらい当然なんすけどね。自然ス、自然。
ただ、その時、
ひたすら全身YOUR SONG IS GOOD状態を目指していた自分は
ここで豪快に混乱に陥ったわけです。
全!然!わ!か!ら!ん!
いや~、まいったッスね。マジで。
基本的にはかなり適当かつ楽観的な部類のほうの人間ですが、
こと、この件に関してはダメっすわ。
で、ヒイヒイ唸りながらながら考えました。
こうなったら
「う~ん、わからん・・・・・・」
で、もうエエわ。と。
そうね、その事を唄おう、演奏しよう。それでいいじゃないの。
ということで、
『FIGHT BACK! FIGHT BACK! FIGHT BACK!』
『THE LOVE SONG』
『UNBREAKABLE』
『B.A.N.D.』
(出来た順)
を作りました。
結果、ある意味どの曲も
YOUR SONG IS GOOD、
オマエのことが、もっとわかりたいんだぜ!この野郎!
という曲になったのでした。
タイトルを、歌詞を・・・、
まぁ、皆までは言うまい。って言ってるか。
まぁ、おかしな話ですわ。
そんなわけで、
『B.A.N.D.T.O.U.R.』という旅に出るわけなんですが、
とにかく自分的には、
混乱に陥った自称全身YOUR SONG IS GOOD状態を目指した男が
どこまでいま此処に在るバンド
"YOUR SONG IS GOOD" に肉薄できるのか!
が、テーマでした。
これで、わかりあえなかったら・・・どうなる。
もちろんどの会場も最高のライブを目指して、
グワングワンしたつもりです。オモシロかったです。
しかし、はっきり今回は言ってこれまでのどのツアーよりも
むずかしかったッス。
なんというか、すべてが新しい感覚、
といえば、聞こえは良いですが、
やはり、よくわかってない状態で始まってるのがデカい(笑)。
ということで、とにかく、
すべての曲との距離を詰めるべく、
ギャアギャア言いながら頭と身体を捻りまくりました。
そのための手段は選びませんでした。
そして、全部のライブがこれで終わってもエエわと
思う気持ちで突っ込んでいきました。
で、回を重ねるごとに言葉にはできないですが、
ビリビリ来るものが身体に芽生えていくのはわかりました。
そして、2010年6月5日。
遂にこの日がやってきたのでー、あります。
やっぱり、2度目はないよ。
その日の自分は、
世界で一番の
全身YOUR SONG IS GOOD状態野郎、
それはオレだってつもりで。
ステージに向かいました。
いつものSEに紛れて、
メンバーとはこれまでの感謝の意味と
後はどうなっても恨みっこナシだぜって意味を込めて
めったにしない握手をしておきました。
バリカクにはハイタッチもかましておきました。
そして、ライブを終えて、
自分の中で、
このバンドはこの日からもう一回最初からやり直しになりました。
だから今は絶賛、やり直し中です。
よくわからないス、
すごい大変そうな予感はするけど、だけど、
なんだかオモロそうな予感もビンビンする。
わからないっちゃあ、わからないんだけど、
だから、今日もバンドのことをぼんやり考えています。
このツアーに来てくれたすべての人たちに感謝します。
それから、メンバー、
そして、大関泰幸監督、角張渉、両氏ともありがとう。
なんつってな!!!!!完全にバカ!!!!!!
ということで、
超2日間来てくれよな!!!!!すごい対バンなんだぜ!!!!!