後編

──(澤部渡提供の小さいころの写真を見ながら)澤部くんといえば、音楽的な目覚めは光GENJIだったっていう話をよくしてますよね。
澤部 そうですね。記憶があると同時に光GENJIはそばにあった感じです。幼稚園のころから、ほかにもいろんな音楽は聴いてましたね。
──楽器を習ったりはしてました?
澤部 エレクトーンをやってたんですよ。それが自分にとっては結構大きかったってことに、こないだ気がついたんです。トーベヤンソン・ニューヨーク(漫画家の西村ツチカ、デザイナー/ジオラマブックス主宰の森敬太らのバンドに澤部渡はドラマーとして参加)のリハーサルでスタジオに入ったときに、ベースのもちろんくんが「小さいころにエレクトーンやってる人は音の聴き方が違うよ」って言ってたんですよ。なぜかというと、エレクトーンって、右手がメロディ、左手が伴奏、足でベースで、それを聴き分ける耳が育つっていう話で。その説を聞いたときに「そうか、譜面は読めるようにならなかったけど、小さいころに僕がエレクトーンやってたのってすごく大きな意味があったんだな」って気づいたんです。たしかに、十数年ぶりに聴いた曲とかでもベースラインを全部覚えてたりするんです。
──それがエレクトーンの影響だったとは。でも、物心つく前に触った楽器によって音楽的感性が備わっていくというのはあるでしょうね。
澤部 音がちゃんとレイヤーで分かれて聴ける耳になったんだろうなって思います。
──澤部くんとキーボードってあまりイメージがなかったんですけど、キーボードでも曲作りはするんですか?
澤部 「シリウス」はキーボードで作ってますね。「ストーリーテラーになりたい」もギターとキーボード半々ですね。メロディとベースの関係で作っちゃうんですけどね。いわゆる普通にピアノ弾いて「ラララララ~」とかではなく、もっと稚拙なやり方です。
──そういえば、最近のスカートを聴いててソウルっぽさを感じる曲がちょこちょこ出てきてるんですよね。『CALL』だと「暗礁」とか、ストリングスのかっこいい「回想」とか。ちょっと前だと「都市の呪文」とかもそうで。
澤部 ずっと強がってブラック・ミュージックも聴いてるふりしてたんですけど、ぜんぜん聴いてないってことがわかって(笑)
──「強がって」って(笑)
澤部 でも、スティーヴィー・ワンダーとプリンスはすごく好きなんですよ。あのふたりはブラック・ミュージックなんだけど、それ以上にポップじゃないですか。そういう部分に惹かれてたんだろうなって思います。スティーヴィーは、本当に子どものころから好きでしたね。それこそ幼稚園くらいから。
──本当に?
澤部 たしか91年だったと思うんですけど、NTTかどこかのCMで「ムーミン」のアニメーションが映ってて、音楽がスティーヴィーの「心の愛(I Just Called To Say I Love You)」だったんですよ。その曲がとにかくいいと思って「これが聴きたい!」って母親にねだったんです。
──91年って、澤部くん、まだ4歳!
澤部 はい。でも、そしたら母親が『ホッター・ザン・ジュライ』(1980年)を買ってきちゃったんです。
──「心の愛」は入ってない(笑)
澤部 あとあとになって「心の愛」の入ってる『ウーマン・イン・レッド』(1984年)もちゃんと買ってもらったんですけど、しばらくはずっと『ホッター・ザン・ジュライ』を聴いてました。おばあちゃんにもベスト盤の『ミュージックエイリアム』買ってもらって。
──澤部くんの思春期前の音楽体験っていうと光GENJIだけじゃなく、スティーヴィーが結構色濃くあったんですね。光GENJIとスティーヴィーで育まれた幼稚園児(笑)
澤部 でも、その時点ではスティーヴィーの『キー・オブ・ライフ』(1976年)の良さはわかんなかったんですよ。それがわからなくて、他のスティーヴィーを進んで掘る気がなくなっちゃったんです。「もしあのときあのアルバムの良さがわかっちゃってたら、今ごろどうなっちゃってたんだろう?」って思いますけどね(笑)
──まあ、4歳とか5歳だとわかんなくて普通だと思いますけど(笑)。でも、理解できてたら、より宅録する人になってたかもしれませんね。そういえば、スティーヴィーのシンセの音色って、エレクトーンともつながりますよね。
澤部 ベースもシンセですしね。あのシンセベースが本当に好きなんですよ。あと、プリンスは母親が聴いてた影響です。アルバムだと『LOVESEXY』(1988年)とか。「気持ちわるいな」と思いながらも聴いてました。
──やがて曲作りをはじめるようになってからも、しばらくそういう影響はなかなか目覚めなかったんですね。
澤部 単純におそれ多すぎて無理だっていうことだったんでしょうけど、影響がモロに出たみたいなことをやりたくないって気持ちもずっとあったんだと思います。それで、曲にするときもどこかを歪めてアウトプットしてしまったりしてたんだと思うんですけど、それが今回の『CALL』でようやく終わった気がするというか。「もうちょっと素直に音楽を作る時期が来たのかな? このアルバムを作ったことによってスカートにそういう季節が来るのかもしれない」とか、そういうふうに思えたんですよ!
──渋谷O-Nestで今年の1月7日にワンマンをやったじゃないですか。あのとき、終盤に『エス・オー・エス』から「ハル」をやりましたよね。あのとき「大好きな漫画『イエスタデイをうたって』(冬目景)の長い連載が終わって」っていうことをMCで言っていて。その主人公である女の子の名前が曲名でもある「ハル」なんですけど、それを言い終えたうえでの惜別みたいなムードで澤部くんが「ハル」を歌い出したときに、「長いハルが終わって、新しい春がはじまる」って自然に思えたんですよ。
澤部 ひとつの季節の変わり目なのかもしれないと自分でも思ったんだろうし、そうあってほしいなと思ってます。
──しかも、アンコールではSMAPの「Fly」をカヴァーしたじゃないですか? あの曲の歌詞も象徴的に思えたんですよね。
澤部 なにかにとらわれていた自分から飛び立つというような印象的な歌詞もありますからね。そういうムードが自分のなかに多少でもあるのはたしかです。
──アルバム『CALL』には、これまでやってきたことの集大成であるという意味もあるだろうし、この先を感じさせる部分もあるし。「ゼロからのスタートという空気を持ったアルバムのような気がします」といみじくも澤部くんもリリース資料には書いてます。
澤部 そういう意味でも「ようやくファースト・アルバムが作れた」という感じが、やっぱりあるんですよ。本当にね。すべてに恵まれてるんですよ、スカートは! メンバーにも、いろんな環境にも。
──あとは売れるだけじゃないですか。
澤部 そうなんです! そこがね!(笑)
──でも「売れたい!」って、澤部くんが堂々と言っていい作品だと思います。
澤部 ずっとそう言いたい気持ちに対して、自分が置いてきぼりになってたんですけど、それがようやく追いついた気がするんです。
──ちゃんと歌を中心に置いて「自分を見てください」ってアルバムを作った。それがスタートラインだって感じがするんだと思います。とはいえ、ここに至るまで毎年のようにアルバム、ミニ・アルバムとリリースしてきたアルバムは、どれも捨て置けない重要作品ばかりですよ。
澤部 もしかしたら、アルバムを作るというのが自分のなかでの社会性なのかなという気もしてますね。なにぶんアウトローなもので(笑)
──アウトローと言いつつも、カクバリズム以前の『サイダーの庭』までは、ぜんぶ自分で管理してやってきてたわけだし、セルフコントロールはかなりちゃんとしてたんじゃないですか?
澤部 いや、結局あれもあとからついてきた話なんですよ。自分でも、まさかどのアルバムもあそこまでちゃんと売れると思ってなかったんで。
──もっとスモール・ビジネスと考えていた?
澤部 そうですね。
──そういう意味では、『ストーリー』が思ったよりもたくさん売れたっていうのは大きかったんですね。
澤部 ターニング・ポイントというか、あそこでひとつなにかが変わった気がします。
──当時、「初回1000枚作りました! 売れますかね?」って、当時なかば不安そうに言われたのを覚えてますよ。でも、それがすぐに完売して、また1000枚ずつ再プレスしていって、その都度、見富(拓哉)さんのアートワークにも、物が一点ずつ加えられていくという遊びができた。こっちからオファーしてないのにボランティアでアニメMV「スウィッチ」を作って公開して、今やスカートのオフィシャルMVを手がけるようになったqueさんみたいな存在の登場にも、そういうおもしろさを感じます。そういう意味では、周りに切り開かれ、自分でも切り開き、と、みんなが「スカート、いいな」と思うようなことをやってきたと思いますよ。
澤部 でも、自分からなにかを仕掛けたつもりはまるでないんです。ビジネスとしては落第ですよ(笑)
──でも、そこがいいんじゃないですか? 自分にとっての「これで売れる!」って確信にならないままよい曲を作り続けてきた。だからこそ音楽からはかなさやもろさが失われないまま強くなれたんだろうし。『ストーリー』の段階で「おれはこれだ!」って確信を下手につかんじゃってたら、あれが最高傑作で終わる人になっちゃってたかもしれないし。ライヴでも結局『ストーリー』からの曲しか盛り上がんないとか。そうはならなかったですもんね。
澤部 そうですね。それはありがたかったですね。こないだ『CALL』が出るって発表した直後のライヴで、いままでずっと演奏し続けてきた「ストーリー」をあえてやらなかったんですよ。
──それ、僕も行ってました。下北沢のTHREE(2016年2月29日)でしたね。全曲『CALL』に入る新曲だけでやった、すごくいいライヴでした。
澤部 新曲だけで、ぜんぜん成立したんですよ。あれで手応えがまたあった感じがしました。
──もはや「ストーリー」こそがスカートっていうんじゃなく、もっと大きな括りで、澤部くんの作家性がスカートとして成立してるんだと思いますよ。
澤部 不思議な感覚ではありますね。ひとつ思うのは、つくづく僕はシンガー・ソングライターなんだろうなと。依頼をいただいてだれかに曲を書くこともありますけど、やっぱりうまく書けない。「相手が100%求めてるものにはなってないんだろうな」って気持ちはありますね。
──どうしても自分が出ちゃう?
澤部 「こういうものを作ろう」と思って作りはじめても、結局脱線しちゃうというか。
──世の中的には、器用な人と思われてるじゃないですか。多作だし、楽器もいろいろやるし。
澤部 ねえ。でもぜんぜんそうじゃないんです(笑)
──でも、スカートを続けている最大の理由は、そういうところですよね。
澤部 そういうことなんですよね。
──話は少し変わりますけど、今回の『CALL』も、イラストレーター/アニメ作家の久野遥子さんがイラストを描き下ろしたジャケットで素晴らしいですよね。一度聞いてみたかったんですけど、ミュージシャンと漫画家/イラストレーターって、だいたい名コンビみたいな感じになっておなじ組み合わせで続けるパターンって多いじゃないですか。澤部くんが漫画家さんの友人が多いこともあるんだろうけど、スカートが常にジャケットを描く人を変えているっていうのは、やっぱり意図があるんですか?
澤部 はっぴいえんどのファースト(林静一)とセカンド(宮谷一彦)でジャケットを描いてる人が違うからっていう、それだけだと思いますよ(笑)。あがた森魚さんの林静一(『赤色エレジー』)と鈴木翁二(『日本少年』『永遠の遠国』)とかね。
──たしかにきっかけとしてならそれはわかるんですけど、決まったコンビで連続はしないっていう気持ちには、もっと意図があるのかなって思えるんです。描いてる漫画家さんも同年代の友人だけじゃなく、森雅之さん(『ひみつ』)のように面識はないけど憧れていた人もいる。それに、いつも音楽とジャケットに勝負してる感があるじゃないですか。
澤部 ありますね。
──作品対作品で対峙することで、あいさつや会話を超えた関係になれてるというか。「この人だったらわかってくれるはず」みたいな甘えじゃなくて、ちゃんと相手に解釈させる部分があるし。
澤部 そうですね。それも含めて、できあがった音に対しての僕自身で責任を取るという感じもあるのかもなと。あと、ジャケットってやっぱりひとつの窓じゃないですか。それをその時代によって変えるのは当然なのかなという感じなんです。だから、もともとだれかひとりの人とずっとやっていくとう気はなぜか最初からなかったんですよ。
──それこそ『エス・オー・エス』が一版、二版、三版とジャケットがまったく違ったり、さっきも言ったように『ストーリー』のジャケで物が増えたり、『ひみつ』のCDとあとから出たアナログでは違うイラストだったり。そういうのもすべてちゃんと意味があって。
澤部 なにかを更新したくなっちゃうんでしょうね。
──おなじアルバムを聴き続けていても、時間が過ぎたり、生活が変わったりして、得たり失ったりするものがある。人はいつまでもおなじようではないという気持ちが最初からなんとなく備わっているのかも。
澤部 そうですね。それに、いろんな解釈が自分の音楽にはあるはずだという気持ちはありましたよ。
──たぶん、澤部くんには、完璧なポップソングはその発表されたリアルタイムに封じ込められてしまうべきじゃないという思いがあるんじゃないですか? 自分もそうやって知らない時代の音楽を摂取してきたんだし。時間や時代によって変わっていくからこそポップソングだというか。
澤部 世につれ人につれとい言いますかね。
──そういう意味でも、今年でスカートと名乗って10年やってきたっていう一周した感はあるんですか?
澤部 長いんだか、あっという間なんだか、な感じですけどね。曲が書けて、ある程度手応えがあるうちに出しておこうという感じで続けてきた10年でした。でも、今回のアルバムには過去の曲も入れようという案も最初のうち自分ではあったんです。なんなら20歳くらいで書いた「魔女」って曲とか、コミティアで売っていたデモCD-Rに入れてた曲とかもリストアップして。だから、最初のリストには16曲くらいあったんです。でも、そういうなかで「CALL」とか「ひびよひばりよ」って曲が新しくできたときに、「次のアルバム、新曲だけでも成立する!」って思えたんです。
──「ひびよひばりよ」すごく好きな曲です。
澤部 僕も気に入ってます。あれができたのが大きかったんですよ。「ひびよひばりよ」は、ひさしぶりに手応えがありました。僕は曲書いて手応えあると爆笑しちゃうんですけど、この曲でひさしぶりにそれが出ました(笑)。でも、「今回は素直にできた」ってさんざん言ってるのに、あれがアルバムのなかでは、ひねくれてるモードの一番なんですけど(笑)
──でも、コード進行とかメロディとかは変わってても、変なままずんずん前に進んでいくじゃないですか。スカートって、そこですよね。変なことやりたがる人って、その変なところを強調して「どうですか? 変ですよね?」って見せたがる。スカートは一貫してそれがないんですよ。
澤部 そうですね。ちゃんと必要なことやってるというか、「変なことしよう」と思ってそうしたんじゃなくて、自然と出てくる感じがあるんです。
──それにしても、これほど未発表のストックを持ってるミュージシャンも、この世代ではいないと思いますけど。
澤部 そうなんですかね?
──いや、そうでしょ? 『シリウス』のレコ発ライヴをWWW(2014年11月12日)でやったあとで、ミュージックオルグでレコ発の日にやらなかった曲だけで“裏ワンマン”(2014年12月28日)をやったり。あの2日で、60曲近くやってますよね。それこそ2011年に阿佐ヶ谷Rojiでやったワンマンでは、5年前のあの時点で40曲以上やったわけでしょ?
澤部 そう言われれば、たしかに曲は多いかもしれませんね。
──最近は曲はどうやってできるんですか?
澤部 最近は断片ですね。「CALL」も断片を膨らませた曲ですし、「いい夜」も最初の断片だけできて、しばらく悩んでかたちにしていったんですよ。曲の作り方は変わってきてますね。
──昔はもっと一筆書きみたいな感じで?
澤部 そうです。一回筆が走ったら、もうできあがるまで止まんない、みたいなタイプだったんですけど、最近は寝かせたり、止まったり、集中力を入れ直したりしながら作ることが多いですね。今回、集中を切らさずに一気にできたのは「ワルツがきこえる」くらいですよ。これはガーッとできました。
──「集中力が途切れる」って、物作りをする人としてはあまりいい言葉じゃないかもしれないけど、別の言い方をすれば「時間のかけ方が変わってきた」とも取れるんじゃないですか? ひとつの作品をいろんな角度から見てじっくり作るようになってきたというか。
澤部 寝かせられるようになってきたのかもしれません。勢いで曲を書かなくても大丈夫ってことがわかってきたんでしょうね。昔は「こういうインスピレーションが降りてくるのは一回しかない」って言い聞かせて、はじめから終わりまで一気に書いてましたけど、そういうわけでもないって気がついてきたというか。「一筆書きだろうが、何回も分けて書こうが、いいものはいい」って気持ちにようやくなってきたんです。
──それはやっぱり、プロとしての自分を意識してきたってことなんじゃないですか?
澤部 そうなんですかね(笑)。プロとはまだ言い切れないですよ! 自分が思い描くプロとはほど遠いというか、「期待に応えてこそプロ!」だって思うので。今はまだ一番のクライアントが自分なんで、そういう状況を脱してから、はじめてプロなんだろうなっていう気はします。
──でも、自分に対するプロ意識は高いでしょ?
澤部 うーん。ソングライターとしての自分は満足してるんですけどね。「こういう曲が書きたい」ってクライアントの自分が思ったとしても、ソングライターとしての自分からは、クライアントとしての自分が思ってもいないものがあがってくるんで、それをよしとするのかしないのか? そこの在り方が揺れずにちゃんとするのがプロなのかなって思ったりはしますね。
──でもその逡巡のなかにあるのがスカートがスカートたるゆえんだったりしますからね。そういう意味でもこの10年は誠実に自分に対して悩んできた歴史ですよ。はたからは作品は順調にリリースしてるように見えるだろうけど、誠実な迷い方も歩み方もしてますよね。
澤部 そうですね。いろいろやってきた気はしますね。自分に対してすごく厳しい気もするし、究極に甘えてる気もするし(笑)
──でも、自分を自分として認めるという根本の態度は一貫してて。
澤部 その態度は大事だと思ってます。
──わるくとらないでほしいんですけど、「人前に立つミュージシャンなんだから、もう少し減量しよう」とか、どこかで思ってもよかったはずじゃないですか。
澤部 そうですよね。そこは甘えの部分なんですよ(笑)
──(爆笑)
澤部 「曲がよければいいでしょ?」みたいな(笑)。でもじっさい、見た目で敬遠する人もいるだろうなって気はします。
──最初のころはそういう危惧を口にする人もいたけど、今は「あんまり関係なかったんだな」って実感のほうが強いです。
澤部 そうだといいんですけどね。これもいいのかわるいのかわからないんですけど、自分の曲に自信があるのが僕はダメなんだと思います(笑)。
──えー?
澤部 いや、曲に自信があるから、やせないんだと思います!(笑)
──あ、そっちの意味!(笑)
澤部 だから、僕が急にやせたりしたら、曲に自信がなくなったときかもしれないです(笑)
──ぜひ、11年目からのスカートもやせずに続けてください!