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2009.06.14
向田邦子
この中の短編「びっくり箱」を読む。
主人公の女性の彼氏が木更津高校出身という設定。
はい、オレの母校です。
向田邦子の別の本のエッセイに「男性鑑賞法」というシリーズものがあるが、男として何かを見抜かれてしまっているような若干の怖さ、怖いもの見たさ的な感じで読んだ。
非常に女性的な、優しくも鋭い観察眼。
そして、木更津高校出身の彼氏。
やはり読むのが怖かった。
向田さんは、彼氏のキャラクターをちょっとダメ男として描いていた。
ほらやっぱり（笑）実際に出身者の知り合いがいらっしゃったのでは？
やはり女性にはかなわないと思った。
最後は思わずうるっとくる人間味あふれるいい話ですので、おすすめします。
モーリス
- 2009.06.14 Sun 01:01
